元3Eの田近です。
皆様、こんにちは、田近吉彦です。
在学時のクラスは、1E(担任:藤田和平先生)、2H(渡辺斧守先生)、3E(湊潤二郎先生)でした。
高校1年の秋、先輩から文化祭の芸能発表会の手伝いをするよう言われ、それ以降文化祭も含めて生徒会活動のお手伝い(裏方)をするようになりました。
学生時代は東京で過ごし、卒業後秋田市に帰ってきて現在の職場に就職しました。職場では、自然災害で水稲など農作物が減収してしまった時、減収割合に応じてその分を補填する農業保険を実施しています。果樹・家畜・大豆やビールの原料となるホップの保険もありますので、関心のある方は「NOSAI秋田」のキーワードで検索してみて下さい。
さて、エッセイとのことでしたので私のお気に入りの場所の写真を撮り紹介しようと考えていましたが、休日に仕事や用事がいろいろ入ってしまい、残念ながらその場所にも行けず写真も撮れない状況が続いていました。たまたま家族で宮城県白石市と松島町に行く機会がありましたので、その時のことについて書きますのでご了承願います。
家族に寺院や城などを見て回るのが趣味の者がいまして、宮城県の白石城と松島の瑞巌寺に行きたいということで話がまとまり、11月下旬の土・日の2日間、私は運転手役で参加することになりました。
白石城は、別名益岡城・桝岡城とも呼ばれ、仙台藩の南の要衝として関ヶ原の戦いから明治維新までの約260年以上にわたり片倉氏の居城となった城で、初代の片倉小十郎景綱公は伊達家の重臣として政宗を支えた人物です。
白石城三階櫓(天守閣)は、白石市役所のすぐ横の益岡公園内にあり、大きい天守閣ではありませんが、昔の作りを忠実に再現した木造建築とのことで、柱や梁なども良く見えなかなか趣のある建物です。紅葉の盛りは過ぎていましたが、天守閣から眺める蔵王連峰の山々の紅葉はとてもきれいでした。
天守閣の近くには歴史探訪ミュージアムがあり、1階はお土産などの売店やレストラン、2階は展示室、3階はハイビジョンシアターが入っています。また、近くには小川に面した小さな武家屋敷もあります。
天守閣、公園、武家屋敷などを歩いて回った後、昼食は白石駅前のお店に入り有名な白石温麺(うーめん)を食べました。細麺でとてもおいしかったです。ちなみに、白石温麺は普通の乾麺の1/3位の長さの束2~3本をセットにした小さなパックで販売されています。見てくれと違い結構量は多いので、茹でる時は量を少な目にしないと食べきれませんのでご注意を。
翌日、東北道村田インターから東北道、仙台南部道路・東部道路を経由して三陸自動車道に入り、9時30分過ぎに松島海岸インターを降りましたが、もう既に一般道は渋滞で混雑していました。やはり観光地近くのインターは、9時前に降りて目的地に入ってしまわないとだめですね。
さて、瑞巌寺は伊達家の菩提寺で、伊達政宗が造営に力を注いだ寺であることは皆さんご存知のことと思います。現在瑞巌寺は平成の大修理(平成21年9月から平成28年4月まで)が行われていて、本堂・中門・御成門などは見ることはできませんが、庫裏・大書院・御霊屋は特別公開をしています。
伊達家歴代当主と正室の位牌は、庫裏と大書院に分けて安置されていますが、豪華で大きな位牌が手の届く距離にずらっと並んでいる様は圧巻です。
庫裏のすぐ近くには、政宗公正室の愛姫のお墓の御霊屋(寶華殿)があり、小さいですが黒漆を塗った外壁と金色・朱色・紫色などで彩色された装飾はとても豪華できれいなものです。
このほか、境内にある宝物館(青龍殿)には、本堂障壁画・歴代藩主画像など沢山の資料が展示されており、これも必見です。
瑞巌寺の特別公開は、大修理が終了する前までということで、残り期間は僅かです。皆さんも機会を作って是非行ってみてはいかがでしょうか。
最後に、本HPを見ていただいた皆さんには、8月14日の還暦のお祝い会開催をカレンダーに是非マーキングしていただき、HPを見ていない又は知らない方々がいらっしゃいましたら、教えていただきますようお願いいたします。