3Cの福井英毅です

3Cの福井英毅です

「オジイサンxイキルxオシエル?」

60代も後半、とりあえず仕事も終えて、次の人生に何をやろうか考えながら生きているところ。今頃やっと見えてきた世間・他人の考え方・異なった常識。どうして気づかなかったんだろうと驚かされる真実や事象、その原因。このぐらいの経験や知識をもっと早くに身に着けていたら、違った人生だったろうなー? ああ、もう一度若かりしあの日のあの場面やこの場面をやり直せたら。。。。。。  などと思う事が増えてきた。

2024年6月xx日、東京某所のインターナショナルスクールの卒業式に出席。この学校には息子たちを通わせ、僕は今でも冬期体育のスキー学校を手伝っている。僕のスキーは千秋公園の階段スキーを基礎とする、40歳すぎから始めた山スキー。ゲレンデのカービング技術を

教えるというよりも、どんな斜面やコンディションでもどうやって滑り降りるかを教えている。だから全日本スキー連盟のインストラクター連中には毎年白い目で見られる。何せ、生徒たちが初級レベルを終えたら、すぐに山頂トップに連れていくから、安全性を無視していると言われても仕方ない。確かに怪我をする事もあるが、子供たちは大喜び。

小4から中3までスキーを教えた生徒達の卒業式だ。僕の息子たちが小さい時とダブる。できれば、孫たちもこの学校に入れて、7年後には僕のやり方で教えてやりたいと思っている。

ところで、ところで、良く考えてみると、この教えるというやつは、はなはだ厄介な概念だ。

自分では、様々なことを経験し、分かっているつもりで主張を展開し、他人に教えたいと思うようになってきた。僕の周りでも、TV,新聞はもちろん、評論家による書物、Youtube,政治家などが大声で怒鳴っている。ばかばかしい都市伝説や陰謀論は余興として楽しむことはできる。けれども、まわりから聞こえる出鱈目な評論、提言のたぐいは、僕がすべての白黒を正しく判別できるとは思わないが、少し考えてみると、どこかおかしい物はおかしいと判る。とにかく意見が極端、論理が出鱈目。派手なポジショントークを聞いていると腹が立つ。操られている人たちにホントのことを教えてあげたい。。。 特に若い人たち、そうそう、うちの子供たちや孫たちに;

   * 強欲でうそつきなトランプが次期アメリカ大統領に返り咲きそう;そりゃー、あきらかな嘘をつき通す人を社会のリーダーにしちゃダメでしょ。

              * 民主党側のはずの優秀な学生くんたちは、反イスラエルでデモ行進、テロリストのハマスを応援; それって、民主主義陣営から敵側に移った事になるでしょ。

              * 日本では自民党が使途不明金を無税ままで押し通したし、首相は未だに検討史で、”得意”は人事?

              * 立憲は時代錯誤のマルクス主義共産党と一緒になって、保守よりも票集めがうまい。

              * 明らかな学歴詐称の東京都知事は、自民党時代に防衛大臣までやったよ。

              * 200兆円も外為特会を独り占めしている財務省が、日本の財政危機を叫んで、増税しようとしている。

ほんとに腹立つなー、自分の生活にはすぐに直接の関係がないけど、とにかく、腹立つなー。

これを全部子供たちに教え伝えて、理解させたい。賢い人間になってほしい。

ちょっと待った。これって典型的なお爺さん症候群! そういえば、昔はよく聞かされた。「今の若者は何も分かっちゃいない。 常識が無い。何を学んでるんだ、学校でも、家でも?」 僕もあれと同じになってきたのか?

気を付けよう、反省しよう。少なくとも、息子たちや孫たちと話すときは、世の中のことを分かったふりをしてべらべらと断定して話すのを控えよう。

彼らが常識的な意見ばかり聞いて育ったら、最高に上手くいったとしても、ワクワクもヒリヒリも無い人生を送ることになるんだろうから。

久しぶりで映画館に足を運んだ。以前本で読んだDuneを見るために。いいセリフが入ってました、映画はいいねー;「同胞に会いに前に進め。命の不思議は、解くために出題された問題ではない。実際に自分で生きてみるという事だ。生きていく過程で立ち止まって考えても、分かるわけではないから、今進んでいく現実を自ら切り開く気持ちで前進するんだ。」

ちょっと硬い和訳しかできないけれど、何を言おうとしているのかは理解できると思う。人の意見を聞きながら賢く生きよ、とは言っていない。

僕も分かったふりをして子供たちに良し悪しを教えるのではなく、思い切って進めと言ってやれるようなお爺さんになりたい。そのためには、人や社会の批判ばかりするお爺さんではなく、今を楽しんで前に進んでいくお爺さんになりたい、そう思うこの頃。

    3Cの福井英毅です” に対して3件のコメントがあります。

    1. 三浦和也 より:

      3A三浦です。
      「ほんとに腹立つなー」の「お爺さん症候群!」に関しては、「同病相憐む」であります 笑
      豊富な時間を投入して研究の結果、7月7日はほらっちょにだけは投票しないことを決めました。
      爺、動く!・・・なんちゃって。

    2. 須藤智明 より:

      3C須藤です。
      孫を背負っての山スキースタイル、様になってますねぇ。爺さん症候群の愚痴にも共感しきり。てことはオレも…。
      来週の同期会、楽しみにしてます。ただし、今年はコロナ持ち込み禁止だよ〜ん。

    3. 石田 より:

      お爺さん、酔っ払ってもメガネは忘れないように!

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