3E 三浦修です
ずうずうしくも2度目の近況報告をさせて頂きます。
2023/8/11(金) 7年ぶりに開催された秋田高校昭和50年卒同期会に参加し、久しぶりに
懐かしい面々と会話をしてとても楽しくすごさせて頂きました。この素晴らしい場を計画して頂いた幹事の皆様に感謝・感謝です。この時、幹事の佐々木章さんと会話した際、
リレーエッセイ投稿は1回だけに限定していないということを伺いましたので、完全年金暮らしの暇に任せて再度近況報告させて頂きます。
たいした内容ではないので、読み流して頂ければ幸甚です。
小生、昭和63年8月に自宅を建てました。この際、先輩から「家を建てると、よくない事(自身・家族の病気、事故、業務上のトラブル、他)が起きるから気をつけた方がいいよ。」とアドバイスを受けましたが、正直なところ、それほどのことは起きないだろうと
高(たか)をくくっていました。しかし、それからの4年間は通常の会社生活では起きないと思われる事態が次々と襲いかかってきました。
その第1弾が、平成元年に発生した法令届出に関する業務上トラブルです。
小生、不運にも“会社代表選手”のひとりに選抜されその対応に当たりました。
過去の社内経緯調査から始まり、公的機関への報告まで幅広い対応が求められました。
多くの社内関係部署を巻き込んで大騒ぎになった案件です。
最終的に大事に至らずにすみましたが、42年間の会社生活において最も精神的にきつい業務上トラブルでした。
第2弾は、平成2年8月に発生した国際紛争「イラクのクウェート侵攻」です。
当時、小生は「クウェート変電プロジェクト」のプロジェクトマネージャーとして平成2年4月から2年間の予定で赴任しておりました。社内規定により家族帯同は、本人赴任後、
3か月以降と決まっておりましたので、7/31に妻と長女(当時2歳)がクウェート入り
しました。しかし、やってきたのは家族だけではありませんでした。
8/2早朝にイラクのクウェート侵攻が始まりました。その後、在クウェート日本大使館の勧告に従い、日本大使館~空路でイラクへ移動~イラクマンスールメリアホテル~イラク国内各戦略拠点と約4か月、家族共々転々として12月末に帰国しました。
帰国後に開催された同期会で皆様の各種質問に回答しましたので、詳細は省きますが、
9月に妻と長女が先に帰国したことがラジオジャパンで確認できてから“自分一人ならば
何とかなる”という全く根拠の無い自信がありました。パスポートも取り上げられ身一つ
状態だったので、最後は”喧嘩“するしかないなと腹を決めて日々体だけは鍛えておりました。この状況下で一番プラスに働いたのは、イラク側から提供された食物は好き嫌いなく
何でも食べることが出来て、体力と精神状態を維持できたことです。そういう意味では、
そのように育ててくれた親に感謝です。
最近、国際状況が危うい方向に向かいつつあると感じておりますので、小生と同様の経験をする人が出ないことを願っております。
第3弾は、平成3年に家族が病気で手術をしました。まだ悪い流れは止まりません。
第4弾は、平成4年10月初旬の夕刻に発生した〇〇県の一部地域を約3時間停電させた製品トラブルです。この時、小生は既設設備に対する1ユニット追加据付作業の作業責任者として出張対応しておりました。作業完了後の復電時にトラブルが発生し停電に至ったわけですが、原因は半年前の別作業において作りこまれていたものでした。しかしトラブル対応及び復旧作業は、その時現地にいた者が行わなければなりません。顧客である電力殿
から厳しい叱責を受けながらのトラブル対応中に、“父死亡”の報が入りました。
「代わりの作業責任者を派遣するので、到着して引継ぎするまで対応してくれ。」と会社
から連絡を受け、その旨を顧客殿に話したところ、さすがにそれまでの叱責はぴたりと止み、一言「お帰り下さい。」と言われました。
本件、当社と電力殿の関係が最悪に至るきっかけになった象徴的な製品トラブルです。
以上4件のトラブルを受けて、止める手段はもはや“神頼み”しかないと考え、それまで年末に行っていた近隣の神社での護摩祈願を夏にも行うことにしました。その後も現地においてさまざまなトラブルは発生しましたが、自分に降りかかって来ることはなくなりました。よって、我が家の神棚には毎年祈願した冬と夏のお札が左右に飾ってあります。
会社の先輩から「サムハラ」というお守り札をもらいました。良くない事が起きることを防ぐことは出来ないが、“最悪に至る事は防げる”というお守り札で、財布等常時身に着けておく物に入れておくと効力があると言われました。原紙でも写しでも効力有りとのこと。
我が家は自分始め家族全員が原紙または写しを常時財布に入れておきました。
その効果か、上記4件を始め、その後発生した良くない案件においても“最悪”は免れて、直接自分に降りかかることを避けることが出来ました。
小生、こうしたものは日頃信じない方ですが、この「サムハラ」効果だけは昔も今も身をもって感じているところです。
6/29の同期会に「サムハラ」の写しを持参しますので、興味のある方は声を掛けて
下さい。だまされたつもりで使ってみて下さい。
1.自分に対する恩返し の進捗状況
⇒毎日、午前中に約1時間、午後にも約1時間のウォーキングと、週2回の休肝日
すなわち酒を飲まないで肝臓を休める日を継続しております。これにより、年齢相応に
「鍛えるから健康維持」に目標に設定して体重73kgをキープしております。出来れば
2~3年中には70㎏を割りたいと考えております。毎年受診している人間ドックでも、
医師との面談で言われることは「体重を減らせば全ての数値が良くなりますよ。」なので。
2.家内に対する恩返し の進捗状況
⇒新型コロナの感染対策緩和に合わせ、北は仙台から南は沖縄まで車等で各種イベント参加、旅行と外出数を増やしております。主な参加イベント実績と予定を下記します。
(1) 2023/04/08(土) BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there (セキスイハイムスーパーアリーナ)
⇒自分の誕生日にBUMPのライブとは、何という贅沢!天体観測等
おなじみの曲はもちろん、今回から解禁になったNHK18祭(フェス)の
テーマ曲「窓の中から」は最高でした。
(2) 2023/07/15(土) 長渕剛 Concert Tour 2023 OH! (水戸市民会館グロービスホール)
(3) 2023/09/02(土) B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS- (日産スタジアム)
(4) 2023/09/24(日) 女子バレーパリ五輪予選 日本対ブラジル (国立代々木第一体育館)
⇒残念ながら、フルセットで敗戦。今回は、五輪出場を決めることは
出来なかったが会場の盛上りは凄かった。
(5) 2023/10/09(月) AI(アイ) ”RESPECT ALL” TOUR (水戸市民会館グロービスホール)
⇒圧倒的な歌唱力とダンス!「ママへ」で観客をステージへ上げる演出も
また良し。エンターテイメントとしての完成度は一番かも。
(6) 2023/10/14(土)~17(火) 沖縄旅行
⇒仕事以外で行く沖縄は初。恩納村のホテルを拠点にレンタカーであちこち 移動しましたが、天候にも恵まれエンジョイ出来ました。
(7) 2023/11/12(日) 浜田省吾ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show
youth in the “JUKEBOX” (横浜アリーナ)
⇒7年ぶりの横浜アリーナ、12年ぶりのセンターステージ、頭髪は白く
なったが声は健在。「愛の世代の前に」から始まり、休憩をはさみ
アンコールまで約3時間の圧巻のステージ!最高でした。
(8) 2023/11/18(土) GLAYハイコミTOUR 2023 -The Ghost Hunter-(さいたまスーパーアリーナ)
⇒来年35周年を迎えるGLAY。家族共々一番ライブに参戦しているバンドです。今回は、ライブ定番曲を封印していたが来年はシングル曲中心の
ライブになると宣言あり。
(9) 2024/01/11(木) スピッツ JAMBOREE TOUR ’23-’24 -ひみつスタジオ- (日本武道館)
⇒6年5か月ぶりの日本武道館公演。観客は圧倒的に女性が多かったかな。スピッツはカラオケで最も多く歌ったバンドです。
(10)2024/02/04(日) MISIA星空のライブⅫ Starry Night Fantasy (横浜アリーナ)
⇒東京五輪開会式で君が代斉唱をしただけあって、その歌唱力に
圧倒されました
(11) 2024/02/16(金) 高橋優 初の47都道府県弾き語りツアー2023-2024 (つくばノバホール)
⇒横手出身の高橋優。秋田県を盛り上げるために種々活動をしていて、
楽曲も良いので何度か参戦しています。昨年は潟上市の元木山公園で
ライブを実施しました。
(12) 2024/03/21(木) Superfly Arena Tour2024 “Heat Wave” (さいたまスーパーアリーナ)
(13) 2024/04/17(水) BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024 (ゼビオアリーナ仙台)
⇒2008年 アルバム”orbital period”のツアーをバンド結成28年を迎える
今年開催したリバイバルツアー。BUMPこだわりの数字28。
(14) 2024/04/23(火) 巨人対中日(ひたちなか市民球場)⇒6年ぶりの茨城県開催試合。
(15) 2024/06/09(日) GLAY EXPO 2024-2025 (埼玉ベルーナドーム)
(16) 2024/07/20(土) 山下達郎 PERFORMANCE 2024 (NHKホール)
(17) 2024/09/27(金) Mr.Children tour 2024 miss you arena tour (さいたまスーパーアリーナ)
(18) 2024/11/10(日) AIMYON(あいみょん) TOUR 2024-25 (Kアリーナ横浜)
- 世の中に対する恩返し の進捗状況
⇒小中学生に対するボランティア教育の準備として、高校入試問題集 英・数・国の
3教科を各々繰り返し実施済み。また、認知機能低下防止対策の一環として、
「ナンバープレース」初級編、中級編、上級編を突破し、現在超上級編に挑戦中です。
なかなか手強いので良い頭の体操になります。ダイソーで110円で購入できますので、興味のある方、やってみてはいかがでしょうか。
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ハード・ボイルドなご体験もさることながら、『2.家内に対する恩返し・・・』というくだりに『男!三浦修』がにじみ出ているようで、ほのぼのとした気持ちになれました。
失礼を承知の上で、馴れ馴れしくチャンドラー・オサム(=フイリップ・マーロウ)とコメントさせていただきます。
蛇足とは知りながら、、、、ウイキペディア(←英文字で書けってえの・笑い)をコピペしました。↓
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」(『プレイバック』)
原文は「If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.」
作中のヒロインから、「あなたの様に強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」と問われて。
清水俊二訳は「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」(『プレイバック』(早川書房、1959年10月)第25章)。
生島治郎訳は「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない」(『傷痕の街』(講談社、1964年3月)あとがき)。
矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』(新潮文庫、1990年12月)では、「ハードでなければ生きていけない、ジェントルでなければ生きていく気にもなれない」が正しいとしている。
以上 (@^^)/~~~
船木さん、御無沙汰しております。
この度は、非常に含蓄のあるコメントを頂きありがとうございます。
今回のリレーエッセイは、小生の会社生活におけるどん底の4年間および新型コロナ感染対策緩和後の動き回りを中心に書かせて頂きました。
今振り返ってみても、秋田高校時代の3年間ほど貴重な経験が出来た期間は無かったのではないかと改めて感じております。
小生、秋田を離れて46年経過しますが、いまだに秋田の香りが懐かしいのは、船木さん始めとした幹事の皆様が定期的に同期会を計画して頂いたおかげと感謝しております。
6/29「秋田高校卒50年記念同期会」でお会いできることを楽しみにしております。
修さん、同じ3Eの田近吉彦です。
リレーエッセイ執筆2回目、誠にありがとうございます!
大作のエッセイ、とても面白く読ませて頂きました。
エッセイ中の「イラクのクエート侵攻」のことはよーく覚えています。
ご家族の二人が先に帰国し修さんがイラクの戦略拠点に残されていた頃だったと思いますが、奥様から修さんがイラクで「人間の盾」となっていること、ラジオジャパンでイラク国内で捕らわれている方々に向けてメッセージを放送していることなどをお聞きしました。
まさか同期の修さんがイラクで「人間の盾」となっているなんて…、と非常にショックを受けたことを覚えています。気を取り直して、夜に公衆電話から「修、元気だがー 頑張れー」みたいなメッセージを入れましたっけ。もう30年以上も前の話ですが。
あと奥様に対する恩返しの進捗状況、一緒に旅行やライブ参加とたくさん実績を積んでいますね、私も少しは見習わないと…。
6月29日の同期会でまた楽しい時間を過ごしましょう。秋田でお待ちしています。