3別 (笑) 3Hの石井義美です

1年の時だけはラグビー部に所属して一所懸命汗をかいていましたが、2年からは帰宅途中の様々な誘惑にどっぷりと身を置いた怠惰な生活が居心地良かったとても残念な生徒でした。高校卒業後は予備校に熱心に通うことなく浪人生活を満喫していましたが、2年もすると流石に親の心配が頂点に達し東京の理工系の単科大学の建築系に進学しました。受験理由は授業料が安かったことが一番でした。学生時代は課題とアルバイトでめいっぱいで、とても遊ぶ時間やお金の余裕はなかったですね。建築系は提出課題が多いのでやむを得ないのですが寝る時間がなかったです。 大学卒業後はすぐに秋田に帰って就職しました。
その一番の理由は夜の満員電車がどうしても苦手なことでした。
まあ 田舎者なので・・
就職先は市内の設計事務所を親の伝で紹介してもらい面接だけで就職できました。これが大きな間違いで当時の設計事務所の初任給たるやかなり悲惨なものでした。いわゆる丁稚奉公的な感覚が根強く、設計事務所とは名ばかりで過酷な労働を課す「虎の穴」に違いないと日々思って仕事をしておりました。
ろくに給料をもらってなかったのに30歳の時に嫁さんをもらいましたが、結婚後に手取り額をお知らせするという詐欺まがいのことをやらかしたことを今も若干反省しています。
当時は今のようなCAD(パソコン操作の電子データー)ではなく、ドラフターという製図用の機械を使って手書きで図面を仕上げる日々でした。その時間のかかることと言ったら とんでもなく時間を費やしました。
新婚時代の逸話で嫁さんに「結婚して半年間で夜中の12時前に帰ったのは土曜日だけだよ。」と言われて自分でもびっくりするというアホな生活リズムでした。そんなこんなで勤務して30余年、様々な案件に携わる機会に恵まれました。保育所、幼稚園から始まり小・中・高・大学施設、病院、特別養護老人ホーム、はたまた斎場に至るまでと少し大袈裟かもしれませんが、人の一生に関わるような施設の設計を経験してまいりました。但し、自分たちが住んでいる以外の街に建設した建物のため、身内や知人がその施設を利用するよう場面はほとんどありませんでした。
今から十数年前になりますが、設計JVで秋田市内の女子高の改築がありました。JVではありましたが意匠、構造の大部分に携わることができました。そして竣工間近の前年の秋に中学3年で高校受験を控えた娘を現場に連れて行き、
真新しい校舎や体育館を案内してまわりました。とにかく娘に気に入ってもらえるようにおしゃれな個人ロッカーが整備された教室や、学習環境が整った図
書室など自分でも上出来かなと思ったようなところを自己中心的に・・・
その時は一般公開前だったので女子中学生としては彼女がいの一番での視察者になりました。とにかく新しいし、綺麗な学校だという印象だったようです。
視察後に娘は当然のことながら(親のもくろみ通りなのですが・・)
「あのきれいな学校に行きたいので○○高を第一志望にする」と言ってくれました。それからは合格を目指して彼女なりに一生懸命努力したのでしょう。
なんとか合格を勝ち取って晴れて新校舎での入学式を迎えられました。
合格したことがわかった日に娘は当然喜んでいましたが、私も心のなかで派手にガッツポーズをつくっていました。
入学してからはあそこがどうだとかこうだとか感じたことをすぐに伝えてくれ
る素敵なクレーマーになってくれました。
この時はたまたま竣工時と娘の高校受験のタイミングが重なり、どうしても
自分が手がけた学校に入って欲しいという願望が強かったかもしれません。
この時以来身内が直接利用するような公共施設に関わってはおりませんが、どんな時も利用者目線で物事を捉えることに重きをおいて設計を行うことを常にしたいものです。
現在はというと一応60歳で定年退職しましたが、雇用延長の形を取ってもらっています。県南の給食センターの実施設計と3件ほどの工事監理を行っております。昔の偉い先生の話ですが本当に建築がわかるのは60歳になってからだ・・という都合の良い?話もありますのでもう少し頑張ります。
先日初めて秋高の同窓会に顔を出してみました。その時に佐々木章君にリレーエッセイを依頼されましたのでなんとか次にバトタッチしたいと思っています。
建築系の話だとスーパーゼネコン鹿島建設の田中正良君かな?
3Hの皆さん 宜しくお願いします!

コメント欄

榎 昌範 / 29 7月 2018 1:27pm 
なーんと!書類に取り囲まれながらパソコンに向かっているのは、義美くんではありませんか。エッセイに書かれていることが本当だとわかりました。確か高校の3年次はトランプに明け暮れたような気がします。また8月11日に会いましょう!

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